大阪阿倍野道院の沿革

道院沿革

設立年度(西暦)1960年

沿革/役職履歴など

1960年(昭和35年)11月17日設立

大阪阿倍野道院は、大阪の地における少林寺拳法の草分け的な存在のひとつです。
過去55年の歴史の中、多くの指導者が巣立つと同時に、修練場所の確保に苦労を重ねてきました。当時、阿倍野区阪南町にあった関西鍼灸柔整専門学校の職員更衣室からスタート。
 その後、桃山学院高校の裏側にあった昭和幼稚園へ移転するも、老朽化に伴い、兄弟道院の大阪生野道院(当時)にて居候修行となる。
念願叶い阿倍野筋に専有道場を開設するも、民家を改装したもので、気迫のこもった修練に、近隣からの苦情に苦しむ。
 新たなご縁をいただき、現在の育徳コミュニティーセンターを修練場所として落ち着くこととなる。
 21世紀に入り、少林寺拳法組織改革に伴い常設の専有道場が必要になるや、育徳コミュニティーセンターから徒歩30秒の地に、5軒長屋のガレージ(雨漏り要注意)を拳士の手作業で改装して道場をオープン。壁一枚隔てて眠るお婆さんを気にしつつ、10年間活動するも築80年には勝てず。取り壊しが決まり立ち退き。
最後の手段として、歯医者さんである拳士のお言葉に甘え、浪速区(でも阿倍野道院)にある歯科医院の更衣室を専有道場として借用し、現在に至る。原点回帰。