2015年10月4日(日)、金剛禅総本山少林寺の達磨祭に参列してきました。10月5日は達磨大師の命日であることから、命日に近い日曜日に毎年開催されているものです。(昨年は台風のため残念ながら中止となりました。)
大阪守口道院では、本山達磨祭に参列する前日には、達磨祭として、本尊としている達磨大師と少林寺拳法について、法話を行いました。
達磨大師は今から1500年以上前に、釈尊(お釈迦さま)の正しい教えを伝えにインドから中国にわたり、禅宗を開いた方です。また、達磨大師は釈尊の正しい教えを身につけるために易筋行といわれる修行法も遺されました。
金剛禅総本山少林寺が達磨大師を本尊としているのは、その使命感と行動力を尊敬するとともに、達磨大師の遺法を修行して、七転八起、不撓不屈の精神を身につけるためです。毎年、この時期に達磨大師の遺徳をしのび、礼拝するとともに、より一層修行に精進することを誓う場として達磨祭法要を営んでいます。
この日は、法要に併せて演武会も行われました。基本と演武の修練のあと、演武発表と法話があり、大阪からも数名の拳士が参加していました。また、達磨祭の舞台では、少林寺拳法二段でアイドルとして活躍している和泉美沙希さんも参加し、会場を盛り上げていました。