高校時代に先輩の後受身に憧れて少林寺拳法に入部したことが少林寺拳法との出会いでした。そこから無我夢中で修業し、気が付くと母校である大阪高等学校の少林寺拳法部の監督となり、大阪摂津和道院の道院長となっていました。道院長には、ともに就業した後輩達、その保護者の諸先輩方々の後押しのもと、道院設立を決意し、現在に至ります。現在は、24時間自由に修練のできる占有道場を完備し、練習日以外にも拳士が練習に日々励んでいます。
道院も今年は、20周年となり、多くの拳士とともに祝い、また新たな出発として拳士と文武両道、精神修養を重ねていきたいと考えています。
少林寺拳法の原点は、「人」すべての人の質(中身)にある。
少林寺拳法の修練は、技を競う選手を育てるのではなく、「自他共楽」半ばは我が身の幸せを、半ばは他人(ひと)の幸せをという考えをもった正義感の強い行動力のある思いやりを持った真のリーダーを育てることを信念に指導にあたっています。
「和」と「行言考思」を道場訓として多くの出会いを大切に人への思いやりと人に頼らずしっかりとした自分をつくり、そのために必要なことを考え、思ったら言葉に出し、行動することの出来る人を育てることを目標としています。
また人間は、一人では生きてはいけない、助け合いながら、厳しいが楽しい道場を目指しています。
拳士、ひとり一人が真剣に修練している素晴らしい道院です。
指導には、先生だけではなく、本気になって指導してくれる先輩や幹部拳士がたくさんいるため、初心者の方でも安心して学ぶことができます。
また小学生から大人までのつながりがあり、練習後などには、和気あいあいとした雰囲気の中で話が盛り上がるアットホームな道院です。小・中学生の練習中には、親同士も待ち時間を利用し、色々な話をしてコミュニケーションを取っています。人とのつながりを通じて親子で学び成長することのできる道院です。
大阪摂津和道院には、24時間365日いつでも練習することのできる環境が整っており、自分たちが本気になれば、いつでも練習ができ、本気で指導してくださる先輩がたくさんいます。そういう方々から色々なことを学ぶことのできる道院です。
このような環境の中で小学生から大人まで広い層の拳士が一緒になって日々厳しくも楽しい練習を行っています。
また練習だけでなく和まつりやバーベキュー等の楽しい行事もたくさんあります。そんな行事を通して道院の仲間達とは学校での友達以上の絆を築くことができました。
今では、大阪摂津和道院は、自分の大切な居場所になっており、この道院に入門して本当に良かったと思っています。