高校1年生の時に大阪阿倍野道院を訪れ入門を願い出ましたが、すぐには入門が許可されず、1カ月間続けて見学するのが条件でした。
当時はまだ少林寺拳法は門外不出で、ドアを閉め切っての修練が印象に残っています。
素早い突き蹴りに普通の武道ではないと思いましたが、負けず嫌いの性格が幸いして、修行にも耐え、20歳で三段を取得しました。
1964年、大阪松原道院の運営を引き受けましたが、修練場所の確保に難航しました。
その際、聖徳会老人ホームの故・岩田克夫理事長の御厚意により、同ホームの演芸場を道場として開放して頂き、以来50年間変わらぬ関係を続けています。
少林寺拳法だけにとどまらず、少年部には「勉強を」、一般部には「会社・事業とそれぞれの立場で頑張り抜くように」と指導しています。
設立当初は一般拳士のみで、日本一の道院にしたいと燃えていたため、かなりの荒稽古を行いましたが、現在は、小学生が増え、和気あいあいとしています。
子供から大人まで、初心者から高段者まで、年齢・性別関係なく様々な拳士が所属しています。
運動が苦手な人もいれば、大会で入賞している人もいます。
個々の特性に応じた学び方ができます。
少林寺拳法を始めてから日々の修練を通じて精神的に強くなる事ができました。
仕事をしていて対応で困るケースと接する時、余裕を持つ事が出来るようになりました。
当道院は、技や演武はもちろん、実戦的な修練も行っていますので強くなれますよ!
「全部やる」がモットーです。