私は、2014年6月より磨家道院長から交代し、東大阪孔舎衙道院の道院長を務めさせて頂いております。
私は、現在の東大阪孔舎衙道院の前身である大東道院の門下生でした。
少林寺拳法との出会いは小学校3年生。近くの友達たちと見学に行ったのがきっかけです。そこでは、他の習い事とは違い子供も大人も関係なくみんな一緒に楽しそうに練習に励んでいました。ここで私は身体の強さだけでなく、人を思いやる事の大切さや、人と共に成長する楽しさを知りました。
あれから20年。この想いを次世代へ繋げていく為、磨家道院長よりバトンを受け継ぎました。
まだまだ新米ですが門下生のみんなの力を借りて頑張っていきます!
拳士に寄り添う姿勢を貫き、熱いハートをもって指導に当たることです。
そのうえで、一人ひとりの手を取り想いを理解し、心に響く指導を心がけています。そしてそこには、ブレない指導がとても大切だと思っています。
やること、やってはいけない事の基準をしっかり持ち、「なぜ」を必ず伝えるようにしています。そして、理解できるまで何度でも伝え、解かりやすいように分解し、難しい言葉は使わないようにしています。
また、全て教えるのではなく、最後は自分で答えを導き出せる指導を心がけています。そこに間違えはありません。指導する側の役目は、答えまでの道のりをサポートしていくことだと考えています。
所属拳士が、『道院に来ることを楽しい!』と思える道院を目指しています。
私がそうだったように、ここに来れば元気がもらえる。そういった暖かい道院にしていきたいと思っています。
少林寺拳法にはたくさんの側面があります。たくさんの面白さがあります。続けれいればどんどん新しい出会いがあり、その度に新しい自分に出会うことができます。
まだ道院長になり日が浅いため、試行錯誤の毎日ですが、幹部拳士だけでなく、少年拳士も一緒になって練習内容を考えたりしながら、みんなで東大阪孔舎衙道院を盛り上げています。
これからは近隣の道院とも手を取りながら、地域に根差した愛される道院を目指し、頑張っていきます。
東大阪孔舎衙道院は、小学校低学年~年配の方まで、幅広い年齢層の門下生がいます。人数は多くありませんが、大人も子供も楽しく練習を行っています。道院長はまだ若い先生ですが、時には厳しく、でも常に優しく、門下生全員が笑顔で練習できる道院です。社会人になってから少林寺拳法を始めた人もいますので、経験の無い人でも始める事ができますし、自分のペースで練習する事が可能です。
和気あいあいとした雰囲気がありながらも、全員が熱心に練習に励み、お互いを思いやりながら練習をしています。
拳士全員で練習内容を考えたりと一人ひとりが主体的に行動できる。「みんなが主役!」が東大阪孔舎衙道院の特徴だと考えています。
少林寺拳法の事を全く知らなかった自分が、拳法を始めて3年と半年が過ぎました。大人になってから始めましたので、続けていけるのかとても不安でしたが、現在有段者として日々練習を続けています。普段出すことのない大きな声や、気持ちの良い汗をかける練習が楽しいです。
また、道院で会えるカワイイ少年拳士との練習や、高段者との練習も楽しみの一つになっています。続ける事ができるかどうか不安だった頃が懐かしいほどです。初めて黒帯を着けた時の感動は今でもはっきりと覚えています。道院長はじめ、お互いを大切にできる門下生の一員である事をとても嬉しく思います。無理をせず、でも上を目指してこれからも頑張っていきます。