私自身が一拳士であった時、仕事が忙しく修練の時間がなかなかとれず、「自分が修練出来る日、修練出来る時間」にやっている道院を探したのですが、なかなか条件に合う道場がありませんでした。
それならば「いっそ自分で作ろう!」と思って設立したのが、そもそもの始まりでした。
仕事が忙しかったのが、道院長になったきっかけになったのです。
・少年拳士には厳しく
少年拳士にはまず礼儀と姿勢を大切に指導しています。
基本をきっちりと行う事、少年拳士同士の団結を大切にしています。
・一般拳士には楽しく
当道院の一般拳士は中学生から60歳後半の方まで年齢層が広いです。
その中で技術に関してはわかりやすくユーモアをもって指導をします。
有段者には指導の方法も学んでいただき、法話的要素を取り入れた指導を心掛けています。
学業や仕事が忙しくなって、道場の修練から遠ざかる事になっても、いつでも戻ってこれる道院を目指しています。
そのためにも指導方法に常に磨きをかけ、新しい手法も取り入れ、道院に来るのが楽しくなるように心掛けて、道院運営を行っています。
幅広い年齢層が集える場所としての道院を目標として、日夜努力しております。
大阪山之上道院は親子・兄弟拳士が多く在籍し、7歳から60歳以上の幅広い年齢層の拳士が日々修練に励んでいます。女性拳士も多く、他道院の拳士の方々も気軽に足を運んでくださる、アットホームで明るい雰囲気の道場です。
道院長は常々「基本が大事」「全ての技は基本から」と、修練では特に基本を重点的に行います。
拳士同士、父兄とのつながりも大切にしており、秋のレクリエーションは道院長を中心に、笑いあふれる懇親会となっています。
鏡開き式では、毎年「道院の目標」を掲げ、道場のみならず、日常生活・学校生活・社会生活においても生かされる目標となっています。明るく指導熱心な道院長のもと活気ある道場です。
様々な職業、年齢の拳士が集まる道院を、開祖の教えに忠実に、熱心に指導してくださり、感謝と尊敬の念でいっぱいです。
特に女性拳士が無理なく長く修練を続けられるのも、道院の雰囲気・道院長の人柄のおかげです。
そんな道院長と共に、少林寺拳法による人間教育の場で、地域・社会に貢献できる事に大きな喜びを感じています。