1月12日(月・祝)、専有道場にて新春法会・鏡開式を行ないました。
教典唱和のあと、門信徒代表挨拶は中城秀高(なかじょう ひでたか)副道院長、大拳士・五段。
門信徒、ご父兄の献香のあと道院長、笠原 徹(かさはら とおる)による法話。
今年の道場の目標は「一味同心(いちみどうしん)、利行一法(りぎょういっぽう)」です。
「一味同心」・・・同じ目的をもつ仲間が心をひとつにして協力し合うこと。
「利行一法」・・・他の人の利益のなることを自分がすることは、自分が損をするように思えるが、
実は自分の利益にもつながるということ。
同じ目的をもつ同志が助け合い、協力し合って、他の人のことを考えていけば、
みんなが得をすることができる。そんな道院づくりをしていきましょう!
道院長が毎年している本の紹介、今年は茂木久美子(もぎ くみこ)さんの書き下ろし。
「コギャルだった私がカリスマ新幹線販売員になれた理由」という本でした。
日本一の新幹線の車内販売員さんの、悪戦苦闘や失敗から生まれたすばらしい実話でした。
「どうしたら他人の心の中に溶け込むことができるのか・・・発想の転換と行動力が必要なこと。」
「失敗を恐れず人と違うことをすること。」
「自分の立てた目標を達成するため、頭を使って努力を積み重ねることが大切だということ」。
これらのことは、我々の日常生活にも、少林寺拳法の修行にも通じることだと思いませんか?
奉納演武は前川颯吾(まえかわそうご)7級、前田基暁(まえだ もとあき)中拳士・三段による単独演武。
藤岡みどり(ふじおか みどり)中拳士・三段、前川貴子(まえかわ たかこ)中拳士・三段による組演武。
式典のあと、みんなで「ぜんざい」を食べ、親睦会で盛り上がり、「一味同心」となりました。