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こんにちは!
東大阪で少林寺拳法を教えています、東大阪孔舎衙道院の樋口です( ̄(工) ̄)
今回のテーマは、「色んな視点から物事を見てみよう。」っておはなし。
いわゆる、多角的な視点ってやつです。
これは結構、社会人になったらみんなが言われることではないでしょうか?
なんでこのテーマを選択したかというと、最近世間を賑わせている沖縄ヘリパッドの
移設工事の中で起こった大阪府警機動隊の差別的発言のニュースを見たからです。
※ここからは、個人的見解であり金剛禅総本山少林寺の正式見解ではありません※
私としては、確かに大阪府警の人の発言は不適切であり、許せるものではないでしょう。
しかし、そこだけを切り取り「差別だ―」というのは少し違うのではないかと考えます。
なぜ、そういう事が起きたのか、その背景に何があるのかが特にTVなどからは見えてこない。
何もしていない、ただ反対だと言っているだけの人に、機動隊は差別的発言をしたのか。
そうであれば、ここまで非難されるのも納得がいきます。
しかし、これは私が直接見聞きした情報ではありませんが、反対派の活動家たちは「お前の自宅を
知っているぞ」「妻子のいる家に街宣車で抗議に行くぞ」「子供を学校に通わせなくしてやる」などと、
機動隊を恫喝し続けていたという。
他にもまだあるが、とりあえずここまで。
どうだろう。これを報道しているところがあるだろうか。私が見た限りはない。
報道されても、「反対派の人達の行動もちゃんと伝えるべきではないか」と言ったコメントのみ。
あるメディアでは、反対派のこのような警察官への恫喝は、基本的かつ伝統的な「戦法」なのだ。という。
ってか、この様な抗議活動(?)は合法なのか? って思いますが。
この様に、発信されるものには、ある一面のみを切り取り報道されることが多々あるのである。
ただ、「機動隊が一般市民に差別的発言をした」というのと「反対派の活動家たちに恫喝をされ続け、その
挑発に乗り差別的発言をした」というのでは、見え方が違ってこないだろうか。
もちろん、繰り返しになるが、機動隊の発言は不適切であり、してはいけないものである。
それを知った上で、各個人が判断するというのが適当ではないだろうか。
この話はこれで終了。
この様に、一つの事象にもどこに光を当てるかによって見え方がかなり変わってくるのです。
こうだよ。って教えられたものを、「そうなんだ!」って鵜呑みするだけではなく、
「でもなんでそういう事が起こったの?」って考えられる様にならないといけないなと思います。
多角的な視点はツッコミから始まる
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多角的な視点を鍛えるために必要な事、そう、関西人なら日常風景(?)でもある「ツッコミ」です。
みんなも言ってみよう!
「なんでやねん!」
そんなの、関西人だけだわ~(*´ω`*)って方も、最近も言いませんでした?
「レタス1玉500円! なんでやねんΣ(゚Д゚)!」
言いませんでした?(笑)
ここで、「お高いんだわぁ(*´ω`*)」って終わるのではなく「何で高いのかな?」って思えるかどうか
そこがポイントです!
調べてみると、原因とみられるのは、16年9月に相次いだ台風や秋雨前線の停滞のようだ。とかね。
なんか、読〇新聞のCMみたいですが(笑)
こんな日常の事からも多角的な視点って鍛える事が出来るのです。
知らない事と知るって楽しい
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多角的な視点を持つと、「調べる」と言う事を日常的に行う様になります。
調べていると知っていそうで意外と知らない事が多い。そして、知りたくなかったことを知る事もある。
例えは、「ドリア」は日本生まれだったとか、、、
じゃあ、ミ〇ノ風ドリアとはなんぞや(´・ω・`)
みたいなね。
深く知ると知らなかったことが多くあります。面白くないですか?
この例は、軽い事案ですが、生涯知りたくなかった事を知った時にどうするかが重要です。
見ていないふりをするのか、それとも受け入れた上で自分の中で消化できるか。
私は後者でありたいと思います。
別に自分の意見を変える必要はないんです。そういう考え方もある。それが分かった上で自分の答えを
見つければいいだけですから。
私は、知らなかった自分を知れたことが、多角的視点の一番いいところだと考えます。
別にそれを知る事が生きる上で必要のない事かもしれません。しかし、知ればその分だけ世界が広がる。
楽しさ倍増ではないかなって思います。
まとめ
内容がちょっと重い感じから軽い感じになっちゃいましたが(笑)
これは、少林寺拳法でも一緒なんですよね。
この技は、こうやれって言われたからこうしないといけない。みたいなところがある。
多角的な視点で本質が見えたら、やり方なんていっぱいあります(^^♪
これについては、また今度書きますね(^^♪
社会の中では、結果を出さないといけません。視点が一つだと、どうしても行き詰ってしまう事がある。
そこで、視点を変えてみると今まで思いもよらなったやり方が見つかることがあるんです。
下ばっか見てないで、空を見上げてみたら、星の数ほど明るい未来が見えるかも☆(^^♪
ではまた☆
少林寺拳法 東大阪孔舎衙道院 道院長 樋口 和宏



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