これだけは知っとけ!少林寺拳法の教え☆第1回☆『半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを』 | 東大阪孔舎衙道院

これだけは知っとけ!少林寺拳法の教え☆第1回☆『半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを』

これだけ知っとけ!少林寺拳法の教え☆第1回☆  東大阪孔舎衙道院

 

こんにちは。

東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)

 

今回から突然始まった不定期連載「これだけは知っとけ!少林寺拳法の教え」

少林寺拳法には、人生に彩を添える素敵な教えとか名言がいっぱいあるのです。

それをいつもながら、ゆる~くお届けします( ̄(工) ̄)(笑)

 

それでは、はじまりはじまり~(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ

 

☆第1回☆「これだけは知っとけ!少林寺拳法の教え」は~、

 

『半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを』

 

です!

 

 

この言葉の意味って言うのは、書いてある通りなんですが、

「自分の事を大切」にしながら、「半分は他人の幸せ」も考えてあげなさい

って事です。

 

これはね、少林寺拳法だけじゃなくて、友達関係も勉強やお仕事も同じ。

この気持ちで行動すれば、必ずみんなに幸せがやってくるんだ(*´▽`*)

 Win‐Winってやつですね(^^♪

 

が、ここで大事な事がひとーつ!

まずは『自分の事から!』なんです。

 

たとえば、

友達がイジメれていても、自分が強くなくっちゃ助けられない。

自分の生活が安定してなくちゃ、人の面倒を見ることも出来ない。

 

まずは、自分をしっかり確立するところから始めなくちゃいけない。

 その上で半分でも相手の事を思ってあげる。

 それが大切なんだよ(^^♪

 

ここで、少林寺拳法の開祖「宗道臣」先生と宗教家の偉い方との会話をご紹介しますね(^^♪

宗教家の偉い方、ある大学の教授が私(宗道臣先生)に言いました。

 

  教授「先生、あなたはいい人だ、立派な人だけど、一つ気に入らんとこがある」

  開祖「どこが気に入らん」

  教授「『半ばはわが身の幸せを』なんて、わが身を先へ出すなんていうのは宗教家としておかしいじゃないか。
   教育者としでもおかしいじゃないか」。

 「己を捨ててすべて世のため人のため」そういうことを言う方が通りがいい。己を出すなんてもっての外だ」

 

ですが、開祖はこう考えます。

 

自分を大事にしないという人間があったらおかしいのであって、己がまず第一だ。

しかし己がすべてではない。

相手があるのである。半分でも相手のことでものを考えてあげる。

相手のまして幸せを願うようになったら、戦争なんか一遍でなくなる、というより起きるはずがない。

もちろん夫婦の争いもなければ仲間同士の撃ち合いもないはずです。

そういうものを作るには武道ではだめなのです。

体を鍛えるというだけではだめなのです。

これを私は若い時代、修行過程の中で、中国の少林寺へ行ったときに、教えてもらうというより壁画を見た
  私のインスピレーションがそれを教えてくれた。

 

と、いった感じです( ̄(工) ̄)!

 

開祖が言う通り、まずは自分を大事にすることが大切です(^^♪

 

自分の事を大事にすると言うのは、難しい事ではありません。

自分を頼ってくれる人達のために、健康でいることも「自分を大事にする」と言う事です。

自分の幸せ、家族や他人の幸せは、表裏一体なのです。

 

その上で、人も事も考えてあげてください(^^♪

 

 

でも、日本人って、人の為に何かするのって本当に苦手なんですよねぇ(笑)

 

この前、テレビにドラマ「マッサン」のヒロイン役のシャーロット・ケイト・フォックスさんが出ていたのですが、そこで、
  こんなエピソードを話されていました。

 

電車に乗っていた時、手荷物を戸棚に上げようとしたけど、重くてなかなか戸棚に載せらなかったそうです。

 何回も頑張っていたのですが、その周りにいた大人の男の人達は、見て見ぬふりをしていて誰も手伝ってくれ
  なかった。

 

これを聞いてどう思うでしょうか?

 

手伝わないのは当たり前!って思うでしょうか?

私には関係ないから良いのでは?って思うのでしょうか?

 

子供がいる方たちは、自分の子供がそんな大人に育ってほしいと思うのでしょうか。

 

 

違いますよね。

まぁ、「恥ずかしい」とか「偽善者に思われるのが嫌」って言う人もいると思います。

良い事をする事が恥ずかしいなんて、おかしいですけどね(´・ω・`)

だからこそ、少林寺拳法があるんです。

 

金剛禅は、「行動する宗教」です。

修行を通じて、まずはその人自身が自分を大切にし、相手を思いやれる心を持つようにしていきます。

そして、それを行動にうつす。

この「行動」することが大切です。

 

 

まぁ、少林寺拳法をしなくても出来るんですけどね(笑)

 

 

でもね、そういう考えを持った人がいっぱい集まったら、もっと大きな力になると思いませんか?

少林寺拳法を通じて、自分の幸せ、相手の幸せを願い、行動する。

 

私は、素敵な事だと思います( ̄(工) ̄)!!!

 

 

 

と言う事で、【これだけは知っとけ!少林寺拳法の教え】の☆第1回☆は、『半ばは自己の幸せを
  半ばは他人の幸せを』について解説しました。

少しは今までより理解できたかな?

これからも、人生に彩を添える素敵な教えとか名言を、ゆる~くお届けします( ̄(工) ̄)(笑)

 

内容は、ちゃんとしてるから大丈夫だよ(; ・`д・´)!!!

 

 では、第2回まで、ごきげんよう(^.^)/~~~

(樋口)

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