・乱捕り(防具着用)運用法を実施しました。(道院内)

一般部の乱捕り運用法を審査した感想。

〔はじめに〕合掌 審査の勝敗の決め手について、胴やフェイスガードには当たっているが、表面に当る音はしたが、肘が伸びて間合いが浅いため、ダメージほぼ無しであった。音強弱に誤魔化される節があり、余裕の立ち位置・決めの間合い十分であったのか?厳しい勝敗の見極め方とジャッジが問われる。
・防具着用:フェイスガード、ファイバー胴、拳サポ。
  対戦:A者×B者  主審1名 副審2名
〔実演〕
①A(攻)の胴に廻し蹴り入るが浅く、B(反)の上段に直突きが真に入った。(ほぼ同時突き)
②A・B相互の攻撃がA中段突きと、B上段突きが同時に入った。
③A(攻)からBへ回し蹴りが入る、同時B(攻)の中段逆突き入る。
④下り乍らAの順蹴りは遠間で胴に入った(浅い音)伸びきった足。
⑤B上段攻撃には軽い音、瞬間Aの反撃の重い逆蹴りがBに入った。
⑥A・Bほぼ同時同強さでA廻し蹴りと、B上段逆突きが同時に入った。
[留意点]突き蹴りの強弱については、その場審判の判断に委ねる 。場面の判断は0.5秒以内一瞬の出来事です。
部内でのジャッジ:①B②分け③分け④Point_A⑤A⑥分け
同時(分け)に見えても、コンマ数秒の差で先に入った方を勝ちで、見極める必要がありました。しかし、攻撃の肘、膝の角度で浅いか深いかを3名審査員で見極める必要があります。 合掌
〔一考〕
◆誰もが知るところで、 勝敗のルールは、格闘技の種別で違っくるのは当然である、柔道、レスリングでは1本成らずとも背中が地面に付けばポイントが付く、膝や尻餅を付けてもポイントを取得出来る、始め~崩し迄の過程、戦いの読み、戦略の立て方が重要なことであり、私事若い頃、柔道では内股から小内刈りの戦略技の使い方を習得してきた。少林寺拳法に転向後、蹴り攻撃では前、横、後三枚、水月、上段では三日月、三角、下昆の急所を突く。乱捕りの魅力の1つで、攻撃から反撃の3連攻、相手の攻撃を崩して急所への当身、小さな力でも、遠心力とスピードが増すと、子供が大人へ相当の威力を持って当てることが可能であり、1秒間で3~5連の攻撃は目に見えない程だが少林寺拳法の攻防の魅力でもあり特徴でもある。再合掌

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