■僧階補任講習会について■
7/5(日)に大阪府教区が主催する「僧階補任講習会」&「技術研修会」が開催されました!
今回は、技術研修会に一人でも多くの拳士に参加してもらおうという事もあり、場所が僧階補任講習会と違う場所での開催となり、少々移動の手間がありましたが、どちらも熱心な先生方&幹部拳士&武専学生&一般拳士と、沢山の拳士が集まって、自己の研鑽、お互いの親睦を深める事が出来た研修会になりました。
今回の僧階補任講習会は、「少導師」「中導師」「大導師」のそれぞれの資格を保有している拳士を対象に、三人の講師が資格に合わせての講義を行う形で実施されました。
小教区の講習会では、このように同時に別々のテーマで同時に講義を行うというのがなかなか難しいですが、大阪府教区では教区講師を中心として、有資格者が多数在籍している事もあり、今回は複数資格を対象とした講習会を実施する事が出来ました。
複数の資格の講義を同時開催した事もあり、従来であれば大導師を目指す道院長が受講者でしたが、今回の講習会には僧階を保有する一般拳士も多数参加しており、今まで以上に充実した僧階補任講習会だったと思います。
■技術研修会について■
午前の僧階補任講習会終了後、午後からは場所を変えて技術研修会が行われました。
今回技術研修会を行ったのは、新しく新設された高石市立総合体育館でした。
建物が綺麗という事もありますが、普通の板の間だけの体育館ではなく、同じフロアに柔道が出来るマットと板の間が併設されているのは、剛法・柔法の修練を行う少林寺拳法には非常に合っていると思いました。
室内も大変明るく、広々とした会場は、まだまだ参加拳士が増えても大丈夫という感じなので、これからもっともっと多くの拳士が参加してもらえるような、研修会を開催していければいいなと思いました。
今回の技術研修会は、高段者の参加者が多かったということもあり、グループ分けは、「七段」「五~六段」「四段以下」という三つに分けての研修となりました。
まず始めに大阪府教区長である大阪白鷺道院の佐々木 正先生が柔軟運動を行い、その後続けて基本修練を阪南舞道院の青枝 増行先生に担当して頂きました。
基本修練終了後は、三つのグループに分かれ、それぞれの資格に合わせて、担当した先生方の持ち味を生かした技術研修会が行われました。
今回個別の技術指導を行って頂いたのは、七段は寝屋川道院の西尾 武先生が、五~六段は阪南舞道院の青枝 増行先生が、四段以下は大阪北道院の服部 弘先生の三名の先生方に担当して頂きました。
皆さんお忙しい中、大阪府教区の技術研修会の講師をしていただき、誠にありがとうございました。
特に大阪府少林寺拳法連盟の理事長でもある浅妻先生が、ご多忙の中、教区行事に参加して頂いただきましたことを、重ねてお礼申し上げます。
午後から実施された技術研修会には、午前のプログラムに参加していた拳士だけでなく、武専学生も参加しており、皆さんとても熱心に講師の先生の講義を聴き、お互いに手を取り合って、技術修練に励んでいました。
普段武専と同時開催される道院長会議で顔をお見かけする機会があっても、武専の講義の中で直接手を取って指導を受ける事がない先生方による講義という事もあり、武専の時間とは又違った雰囲気を感じる事が出来たかと思います。
今回の行事は場所を変えての二本立てで行われましたが、次回10/25(日)に「達磨祭&僧階補任講習&技術研修会」の三本立ての行事を予定しています。
達磨祭は別の会場になるかと思いますが、僧階補任講習&技術研修会は、場所を移動しなくて良いように、今回と同じ高石市立総合体育館を午前・午後と借りてありますので、次回はもっと参加しやすい講習会となりますので、是非次回も一人でも多くの拳士の方のご参加をお待ちしております。