大阪府教区長挨拶

大阪府教区長
日々氣付き 日々鍛錬
今を生き 未来を      見据え 花咲かす
教区長 今井 偉夫

教区長 今井 偉夫 ごあいさつ

私は1974年5月奥村正千代先生門下の美田雅美先生の門弟(大阪針中野道院:中塚貞一先生)に入門いたしました。今思えば月に一度、大阪針中野道院で開催されていた勉強会で奥村正千代先生に直接ご教授頂いた技術は私の宝物です。
1984年6月陸上自衛隊信太山駐屯地にて少林寺拳法部を創部し全自衛隊少林寺拳法連盟に加盟し勤務の傍ら拳士の育成に取り掛かりました。
その後、1992年6月大阪富木支部道場の認可を頂き1999年10月専有道場建立を機に「大阪富木道院」と名称を変更し現在に至ります。

☆少林寺拳法はその修練体系から【外修】と【内修】に分かれております。
【内修】とは…
・身体を用いず、心で理解(頷いて)する行。「躬行」
・少林寺拳法の思想そのものを学び体現化する行。
・目に見えないものに対する推察(先見、推論)を鋭くする行。
【外修】とは…
・心や感情で理解することでなく、身体を以て理解(頷いて)していく行。「躬行」
・忙しくとも道場に出向き、全身全霊を以て拳(身体)の修行を行う。「薫習」
・身体を鍛えて筋骨を身に付け、体力を向上させる方法。「易筋行、托鉢行(社会貢献)」
・疲れ傷んだ身体を癒し整える方法。「整体行、休養行、食養行、排泄行」

☆私はこの行論を少林寺拳法指導者並びに拳士の方々と共に修練し、これから鍛錬を続けて行かれる方々の先達に成りたいと考えております。

合掌再拝