この日の記事は、こちらから➭『◆練習日記◆ 平成26年10月31日』
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
3連休、楽しんでますか?
私は、土曜・月曜も仕事なので、いつもと同じです(笑)
天気が不安定ですので、お出かけの際は注意してくださいね。
平成26年10月最終週の練習は、身内の不幸があり、31日の金曜日の練習しか参加できませんでした。
私の代わりに練習を行ってくださった幹部拳士の皆様、本当にありがとうございました。
31日の練習は、張り切って頑張るつもりだったんですが、疲れが出たのか身体が重く、思うように動きません。
そこで、優しい副道院長のヤエさんが「今日は私がやりますので。」って言ってくれたので、甘えさせて頂きました。
素敵な人たちに囲まれて、私は幸せ者です(^^♪
って、大体いつも同じメニューなんですがね(笑)
今日の準備体操は、皆が輪になって行いました☆
それで、一人がひとつずつやりたい体操を先生になって行っていきます。
これも、考える特訓ですね(^^♪
元気いっぱいに体操していた少年が、自分が先生の番になると急に恥ずかしがるのは、ちょっと可愛いです(笑)
下は、組演武の練習風景です。
今日は、ゆっくりやろうと思っていたのですが、やっぱり練習が始まるとだんだん熱くなってきますね。
今日は、構えと真似る・イメージについてお話しました。
少林寺拳法には、いくつも構えがあります。
そして、それぞれ意味があるのです。 挨拶のときに行う、合掌礼も構えなんですよ(^^♪
それぞれの意味を伝えながら、構えの再チェックを行いました。
そして『真似る・イメージ』 みんな、いつも同じ練習しているのに、言われたように出来ない。
突きがフラフラさまよっている。真っ直ぐ蹴るのに廻し蹴りになっている。
私の指導力不足もあるのですが、何か違う。 。。
確かに個人差というのはあると思うのですが、それとは違う気がしていたので聞いてみました。
「基本練習してるとき、どこを見てやってる?」
「先生を見てやってる」って声がチラホラ・・・。
・・・・・・・・・・えっ?
・・・・・・チラホラって!!!!!!!!!!!
他の拳士たちは、窓に映る自分をみて練習していました。
「うわっ、俺カッケー☆」ってな感じかな。
まぁ、かっこいい自分を見て、にやにやするのは良いんですけどね(笑)
しかし、基本の動きが身に付くまでは、しっかり先生を見て、真似して、体に覚えこませていかねばなりません。
自己流に走るのは、それが出来てから。
学ぶという言葉が、「まねぶ(真似をする)」という古語から来ている、と言うようにまずは真似をすることが大切です。
これからは、ちゃんと先生を見て、真似て、練習を行うことを約束しました。
こんな感じで、最初はしんどさに負けそうだった道院長も、 みんなから力をもらって、最後にはお説教が出来るまで回復しました(笑)
もっと、拳士たちが憧れる、目標となる道院長になっていきたいなって思いました。
今日の練習の写真は、『◆練習風景写真集◆ 平成26年10月31日』 にあります。 是非、見ていってくださいね。
ではまた。
(樋口)
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
ホームページを開設して少しずつ多くの方に見て頂けるようになってきました。
本当に嬉しいです(^^♪
皆様、いつもありがとうございますm(__)m!
これからも楽しい記事書いていきます。
ですが、
少林寺拳法の教えの事やら書いてあるけど、実際どんな感じで練習してるのかわからない(´・ω・`)
という声を頂いておりましたので、今回より日々の様子を少しずつ載せていこうと思います。
少しでも、東大阪孔舎衙道院の雰囲気を感じて頂ければと思います(^^♪
日々の練習日記だけをまとめてご覧になりたい方は、
右のカテゴリーから「練習日記」をクリックして頂けますとまとめて見ることが出来ます。
また、「 道院長の変なコメントなんていらねぇ(´Д`) 」って方のために、
写真のみを右のカテゴリにある、フォトアルバムに上げてありますので、どーぞご覧ください( ; O ; )
こちらには、練習日記で使用していない写真も載ってますよ(^^♪
毎日会っているとその人の変化に気づかないなんて言いますが、
そんな事はありません‼
特に少年部は、日々進化しております。
出来なかったことが出来るようになり、おどおどしていた態度が急にしっかりしたり
毎回、みんなに会うのが本当に楽しみです。
今日は、いつも通り、作務・鎮魂行・準備体操・基本練習の後、組演武の練習を行いました。
組演武の練習は、大会や発表会用に行う事が多いですが、普段の練習にも組み込んでいこうと思っています。
少林寺拳法は組手主体で、2人で技を行いながらお互いを高めていくものですが、技の練習として2人で行うよりも
組演武の形で練習した方がより多く学べる点があります。
それは、技と技の繋がりであったり、残心の重要性を学べる点もありますが、基本の6構成1分~1分半の演武を
行う事により集中力や記憶力も養えると考えております。
こんな感じで日々練習を行っています。
もっといっぱい書きたい事はありますが、またの機会に( ̄(工) ̄)
これからも、写真を撮りながら日々の練習風景を載せていきますので、こうご期待(^^♪
本日の練習の写真は、『◆練習風景写真◆ 平成26年10月24日』にのせてあります☆
最後におまけ☆
「東大阪孔舎衙道院の素敵な少年拳士御一行様」
素敵でしょ☆
それでは、また。
(樋口)
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
時代は国際化!と叫ばれてからずいぶん経ちますが、皆さんは日常生活で感じる事はあるでしょうか?
私は、飲食店のメニューや看板等で英語や中国語が併記されているのをよく見るようになった様に感じます。
また、私の地元ではあまりわかりませんが、大阪市内などに出かけると海外の方を多くお見かけします。
たまに英語で道などを聞かれると、あたふたしてしまいますね(笑)
あと、海外製の製品が安く豊富に買える様になったのも国際化になるのかな?
少林寺拳法も、1960年代後半ごろから日本国外にも広がり始め、現在では世界33ヶ国(2008年3月現在)に普及しています。
すごいですねぇ。
私は、海外で教えられる気がしません。だって「こーやって、こう!」って英語でなんて言うかわかりませんから(笑)
あっ、今回のブログはちょっと長いです(;’∀’)
でも、最後まで読んでもらえると嬉しいな(^^♪
では、はりきってどうぞ~♪
グローバル化、国際化の流れは少林寺拳法を含め武道全体にあるわけですが、これについて伊吹衆議院議長が2014年10月5日(日)に行われた、公益財団法人日本武道館の 開館五十周年を祝う記念式典「日本武道祭」で興味深い事を述べられています。
以下の記事をご覧ください。
伝統武道「国際化進み、ややスポーツ化」伊吹・衆院議長
2014年10月6日00時38分
■伊吹文明衆院議長
国際化が進むことは、素晴らしいことではありますけれども、伝統武道がややスポーツ化してしまって、国際的な中で勝ち負けを争うということが多くなってきておりますので、一部の伝統武道の中には、勝った時に敗者に対する礼が、相手に対する礼というものが、やや損なわれているものが散見されるのは非常に残念なことだと存じます。伝統武道はスポーツの側面を持ちながら、道という字がついているように生きる術を教える。相手がいなければ競技はできない、相手に対する尊敬と礼儀と、そして変わらぬ相手に対する思いやりと、こういうものを日本人は大切にしてきたわけです。
日本は今もなお、世界で最も社会的秩序が行き届いている国だといわれております。やはり、武道の精神の中にある日本の伝統文化、文化という言葉はその時そのときの日本人の生きる心根、生き様であると思います。(日本武道館開館50周年記念の祝賀会で)
http://www.asahi.com/articles/ASGB57T53GB5UTFK004.html
以上となります。
これには、私も同感ですし、少林寺拳法にも少なからず同じ空気が流れているように感じます。
賞を取ることが目標になってしまっている拳士。それを焚き付ける指導者。賞を取れないからと一緒に組んでもらえない拳士。
私は、こういった成果至上主義な人を見てきました。
こういった状況下で、私が一番期待している。と同時に懸念材料になっている事は、少林寺拳法が全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の正式種目に選ばれたことです。
正式種目になったことは、本当に喜ばしい事です。オメデトー(^^♪
この事により、少林寺拳法の知名度が上がりましたし、若い世代が少林寺拳法を学ぶ入口が広がったと思います。
また、今後の少林寺拳法の発展に大きく影響してくると思います。
その証拠に、インターネット上には、「インターハイ優勝!」「インターハイ○位」といった言葉が多くみられます。
ですが、これば今に始まったことではありません。
私も大学で少林寺拳法をしていた時も、「○○大会、最優秀!」と言った見出しを多く見ました。
もちろん、賞を取る拳士は人並み以上に練習をしてきた成果ですので、本当に素晴らしい事です。そこを否定するつもりはありませんし、評価するべき点です。
学校としても、道院、クラブ単位としても、この明確な成果は良い宣伝材料となりますし、そこを大いに評価してくれます。
しかし、それだけを見ていて良いのでしょうか?
少林寺拳法が何を目的としているのかを考えてみなければなりません。
少林寺拳法は、「人づくりの行」でなのです。
そこは、絶対に忘れちゃいけないんです。
一般財団法人 少林寺拳法連盟の新井庸弘会長もインタビューにおいて、インターハイについて、以下の様にお話しされていました。
2014年度から少林寺拳法がインターハイの正式種目になります。
正式種目になるということは、高校で指導に当たる先生方、あるいは部員の皆さんにとってはすごくよい環境になる、ということです。
その反面、ともすれば成績至上主義に陥りやすい、という弊害があることを留意しないといけません。
(中略)
成績や勝負性にこだわってしまうと、日頃の指導現場がおかしくなってくる……そこがいちばん怖いわけです。
なぜなら少林寺拳法の目的は《人づくりによる国づくり》ですから。
開祖が高い志を持って、この運動を始めたという原点を忘れないでほしいのです。
少林寺拳法を通じて、本当に社会に出て役立つ人間を育てていく。
それを3年間の中で植え付けていくというのが高校のクラブなんです。
その志を失って、目先の成績だけ追い求めていくと、とんでもない人間が育っていく恐れがあります。
選手養成のためではないのです。結果として選手に選ばれるかもしれないけれど、社会に出て役に立つ人間になるために修行する。常に柱はそこです。
他人を負かすために練習しているのではなく、弱い自分に勝つために練習するわけですから。
そういった指導を心がけてほしいです。
(※一部省略しています)
http://www.shorinjikempo.or.jp/federation/new_kaihou/201305/interview.html
私が、言いたい事はインターハイが悪い!大会が悪いと言う事ではありません。
一つの目標・ツールとして、とても良いものだと思います。
しかし、それに飲まれない事、うまく活用することが大事なのです。
私も大学時代は、賞を取るために夢中で練習した人間なので、学生さんの気持ちはわかるつもりです。
やっぱり、出るからには賞を取りたいですからね(^^♪
そこで!! 大事になるのが、私たち道院長や幹部拳士達です。
ちぇんと拳士達が進むべき道を照らせているのかどうか、もう一度考えなければいけません。
大会で賞を取るためだけの練習になっていないか?
その点を異常に評価しすぎていないか?
拳士達が何を目標に取り組んでいるのか?
賞を取るためだけの成果至上主義の指導は楽かもしれません。
この大きな流れは非常に強いものです。しっかりとした信念を持っていないと、すぐさま足を掬われてしまいます。
脚下照顧
もう一度、原点を見つめ直し、時代の波を乗りこなし、新たな時代を切り拓いていきましょう。
今回は、いつになく真面目なブログになってしまいました(笑)
そして、最長記録です(笑)
ここまでで、2750文字ほどありますΣ(・ω・ノ)ノ!
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
これから、高校だけでなく中学校などでも少林寺拳法が広がっていけば良いですね。
私も魅力ある少林寺拳法を目指して頑張ってまいります!
ではまた。
(樋口)
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
やってみんさい。
関西ではあまり聞かないと思いますが、広島弁?です☆
私は、生まれも育ちも東大阪ですが大学卒業後、東広島の企業に就職しました。
東大阪から東広島。「東」が大好きですね(笑)
東広島に5年間住んでいたのですが、ここでよく言われていたのが「やってみんさい」という言葉。
標準語だと「やってみなさい」かな。
この言葉は、私に勇気と力をくれました。
私が勤めていた会社では、変な上下関係はなく、いいアイデアがあれば新入社員であれ採用されます。
私も入社2年目の時、どうしてもやってみたい事があり、上司に直談判の末、社長決裁を頂きに行きました。
その時に言われたのが「やってみんさい」の一言です。
私はもともと「とりあえず、やってみる」タイプの人間で、 いつも、まぁ何とかなる!って思っています(笑)
今まで巻き込んだ方ごめんなさい m(__)m
もちろん、失敗したこともこっぴどく怒られたこともあります。
しかし、自分でしっかり考え決断し行動した結果ですので、後悔はしたことはありません。
こんな私でも周りから「やめておいた方が良い」「前例がない」など、ある意味でやさしい助言を受けて、
自分の考え方に不安を持った時期もありました。
しかし、この「やってみんさい」という言葉で、今のまま頑張れば良いんだという安心感、もっと積極的にやっていこうという向上心を頂きました。
この事がきっかけで、私の口癖に「やってみんさい」が加わり、ますます周りを巻き込む回数が増えましたΣ(゚Д゚)
と、つらつら自慢話をしてきましたが(笑)、今回お話ししたい事は、「主体性」についてです。
「主体性」とは自分の意志・判断で行動しようとする態度。という意味です
現在、この「主体性」は子供だけでなく社会人にも求められる重要な力となっています。
経済産業省では産学の有識者による委員会(座長:諏訪康雄法政大学大学院教授)にて言われている「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」(社会人基礎力という)の中でも「主体性」は最も重視されています
また、約9割の企業が、新卒採用時や人財育成の場面で、この社会人基礎力を重視していると回答しています。
この事から、『主体的な子供を育てよう』という言葉は、色んな所で見かけます。
では、どうやって「主体性」を育てるのか?
「主体性」は、主体的に行動しろ!って言って出来るものではありません。
こども自らが「選択、計画し、行動を起こし、振り返る。」と言う事が必要となります。
その為にも、主体的に行動することが許される環境を整え、認めてあげて、バックアップしていかねばなりません。
はじめは、必ずと言っていいほど失敗します。
しかし、それでいいと思います。そこから試行錯誤して、どうやったら出来るのか。そこからより良くしていく為には、どうすべきかを体得していくしかありません。
と、博識を装っていますが私も現在勉強中です(;’∀’)(笑)
何で、少林寺拳法で「主体性」の話をしているかと言いますと、それは、少林寺拳法が拳技を中心とした人づくりの道だからです。
少林寺拳法では、自己の可能性を信じる生き方ができる人、主体性を持った生き方ができる人、他人の幸せを考えて行動できる人、正義感と勇気と慈悲心をもって行動できる人、連帯し協力し合う生き方ができる人になることを目指しています。
東大阪孔舎衙道院でも「主体性」を持った生き方の出来る人を目指し、指導にあたっています。
その中で現在行っている指導を少しだけご紹介させて頂きます。
まずは、その日の自分の課題を決めてもらいます。
課題というと勉強っぽくなるので、道場では目標と言っています。
本当はその日だけでなく、もう少し長いスパンで取り組みたいのですが、毎日練習があるわけではありませんので、まずは1日で行っています。
目標は、ただ「うまくなりたい」とか「強くなりたい」と言った漠然的なものでも構いませんが、出来ればもう少し絞った「突きを真っ直ぐ突く」のような目標の方が良いかもしれません。
目標の設定に関しては、こちらから提案はほとんどしません。「あんなこといいな。できたらいいな。」みたいなノリで考えさせています。
これは結構重要で、例を出してしまうと、「それで良いや」って考えることをやめてしまい意味がありません。
自分の目標を達成するために、どんな練習がしたらいいのかを考えます。
まだ、「何回もする」と言った答えしかなかなか出てきませんが、これから色々な選択肢が生まれてくると思います。
練習内容は、予めこちらでも考えてはいるのですが、「これをやりたい」と言った事は「やってみんさい」精神で採用する様にしています。
その為に、科目が少し遅れようが構わないと私は思っています。
自分で考えたことを行動に移すことにより、そこから試行錯誤するのです。
時間の都合上、意見が出ない場合もありますが、自分の中に目標があれば、どんな練習にも力が入りますよ(^^♪
練習の最後に発表する時間を設けています。
私は、「言いたくなかったら言わなくて良いよ」と言っているのですが、だいたいみんな言ってくれます(^^♪
そこで、1日の目標、その目標に対し行った事、評価を発表します。
ここで大事な事は、出来なくても「できなかった―」で終わらないこと。
その中でも必ず学んだこと、成長した点はありますので、それを言ってもらう様にしています。
発表してくれた拳士には、目標に対し努力したことを評価したうえで、私から少しだけアドバイスをしています。
アドバイスと言っても、答えはありませんので、次に繋がるように考える材料をお話しています。
以上のようなことを東大阪孔舎衙道院では行っています。
主体性が身に付いたのかどうか、結果がすぐに出るものではありませんし、私の指導が本当に正解なのかはわかりません。
状況を見ながら、私も試行錯誤していこうと思います。
しかし、確実に言える事は、
「道場に来たから言われた通り練習している」
から
「目的をもって練習に励んでいる」
に変わってきています!
その証拠に、休憩時間を過ぎて他の子と遊んでいると「先生、まだ練習しないの?」って怒られます(笑)
ごめんなさい。もっと真剣にやります(笑)
ではまた(^^♪
(樋口)
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
しばらく更新が途絶えてしまい申し訳ありません。
書きたい事が多すぎて、まとまりませんでした(;’∀’)
今回は、「東大阪孔舎衙道院の3つの約束」についてお話したいと思います。
~突然の回想~
―ある家庭の夕ご飯前―
「もうすぐ御飯だから、片づけしてね~」
「はいは~い ( ‘◇’ ) 」
「はい!は1回!」
「ほぉ~い (*´з` ) 」
「・・・(-"-怒) 」
はい、またしても私が小さい頃の実話です(笑)
えっ、みなさんも経験・・・あります・・・よね!?
はたしてこんな道院長で大丈夫でしょうか?(笑)
まぁ、こんな子供でも少林寺拳法を通じて成長し道院長になれるという事ですね☆
どんな道院長か見たい方は、是非会いに来てくださ~い( ̄(工) ̄)☆
さて本題に入りますか!
この前、拳士全員に上記の『3つの約束』をお話しました。
お話しした内容を簡単に書きますと
・日頃の「あいさつ」の確認
・あいさつには、「おはよう」や、「こんばんは」だけでなく「いただきます」、「ご馳走さま」、「行ってきます(行ってらっしゃい)」、「ただいま(おかえり)」、「ありがとう」、「ごめんなさい」などたくさんあること。
・その中でも、「ありがとう」という感謝の言葉、「ごめんなさい」は反省の言葉はとっても大切だということ。
・そして「あいさつは自分からする」ということ。
・大きな声で「はい!」と言うこと。
・へんじの仕方一つで、自分の心も相手の心も変わるということ。
・先生にだけではなく、親に呼ばれた時も「はい!」とへんじをすること。
・道場以外での実践の確認
・やっていない場合は、その理由。
・なぜ、はきもの(くつ)をそろえるのかという事。
なぜ、はきもの(くつ)をそろえるという話は、過去の記事にありますので、読まれていない方は、みてくださいね。
↓↓↓↓↓ こちらをクリック ↓↓↓↓↓
https://shorinji-osaka.jp/wp/110712/20140920394
以上3つの約束をお話しさせて頂きました。
なーんだ、こんな事かと思われるかもしれません。
それもそのはず。この約束は森信三氏の「しつけ三原則」をベースにしています。
子育て経験者の方なら聞いたことがあるかもしれませんね。
では、なぜ東大阪孔舎衙道院の3つの約束としてお話ししたのか。
それは、この「こんな事」こそ私は重要だと考えているからです。
先に言っておきますが、みんな出来ていますよ(^^♪ ←重要!!
出来ているのなら、別に言わなくても良いじゃない(=_=)
って思われそうですが。違うんです。
これらの3つ約束は、親御さんからよくしつけられていまして、大抵の人は出来ます。
でも、たまーに思うのですが、
それって言いなさいって教えられるから、言ってるだけじゃないの?
って人がいるんです。
もちろん、形から入ることはすごく大事な事です。ですが、その先に大切なことがいーーっぱいあると思うのです。
ここでは、「あいさつ」を例にとってみます。
少林寺拳法での挨拶は、合掌礼を行います。
人と人の交わりは、礼に始まり、礼に終わらなければなりません。
正しくきちんと、心からあいさつをすれば、自然に姿勢も心も正しくなります。
少林寺拳法は「行」として行うものですから、敬愛(けいあい)と互譲(ごじょう)、つまり相手をうやまい、お互いに譲り合う精神を持ってあいさつしましょうと教えられます。
簡単に言いますと「互いに大切な存在だと認め合う」ってことですね。
このように、「あいさつ」とは相手の存在を認めていることを相手に積極的に伝える行為なのです。
人は誰でも、自分の存在を自分で認め、また他人からも認められたい気持ちを持っています。
積極的に挨拶することにより、人間関係を円滑にすることはもとより、安心感や信頼の土台となっていきます。
こう考えてみると、ちょっとだけ「あいさつ」に対して見え方が変わってきませんか?
これは、「へんじ」についても同じことが言えるかもしれませんね。
この「3つの約束」を行うことで、人間関係のベースになるだけではなく、それを行う自分自身の生きていく人生のベースとなっていきます。
私は、子供のころ「やりなさい」とは言われても、意味を聞いたことがありませんでした。
最初は、言われたからする。で構わないと思います。
ですが、こういった意味を知り、実行し、体感する。
ここから生まれる効果は計り知れません。
皆さんも今日から心新たに、はじめてみませんか?
東大阪孔舎衙道院では、技の練習はもちろんですが、こういった心の芯となる大事な部分をしっかり教えていきたいと思っています。
ではまた。
ありがとうございました( ̄(工) ̄)☆
(樋口)
こんにちは。東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
ホームページ開設以来、初めての合格証書授与式の記事です。
今まで何回も合格証書授与式を行っていたのですが、写真を撮ってなかったんです(=_=)
みんな、ごめんねm(__)m
これからは、みんなの成長を記録していきます!
で、今回は8級に合格したセージ!東大阪孔舎衙道院で一番の癒し系です(#^.^#)
いっつも笑顔で道場の雰囲気がほんわかします(笑)
でも、練習では真剣!前に立つ幹部拳士を見つめ、動きを見て自分もそう動こうと一生懸命頑張っています。
また、いつも私に「先生、試験まだー?」と聞いてくる上昇志向あふれる拳士です。
黄色帯を巻いたセージはいつも以上にかっこよく見えました(^^♪
これからも一緒に頑張っていこうね!
少年拳士は、本当に成長が早いです!(^^)!
指導者の微妙なくせまでしっかり吸収してくれるので、もう大変です(笑)
少年拳士の動きを見て、「あれ?自分もこんな動きしてるのかな?」と考えさせられることがあります。
少年拳士は今の時期にしっかり基本を行い、正しい動きを身につけることが本当に重要です。
今、身についた動きは今後のすべての技に影響してきますので。
その為にも、指導者がもう一度自分の動きを再確認していかねばなりません。
でも、ちょっとした癖まで似てくると結構嬉しかったりしますが・・・(笑)
だめですね(;’∀’)。頑張ります( ̄(工) ̄)!!
教える事は教わること。
私も少年拳士達と一緒に成長していこうと思います☆
ではまた
(樋口)
こんにちは 東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
今回は、「何でくつをそろえるのか?」というお話です。
このお話は、子供たちにも読んでもらいたいのでひらがなを多めで書きますね(^^♪
さっそくですが、くつ(はきもの)そろえてますか? お友達の家やよそに行った時だけそろえていませんか?
小さなお子様がいる家では、よくこんな会話を聞きます。
「ちゃんと、くつそろえてね~(#^^#)」
「くつ、そろえた?(^^)」
「くつは?(=_=)」
「くつーーーーーっ(゚Д゚)ノ!!!」
はい、私が小さい頃の実話です(笑)
もちろん、少林寺拳法をはじめてからは、ちゃんとそろえていますよ(;’∀’)
最近では、大人もくつをそろえることが出来ない人が増えています。悲しい事です。
じゃあ、なんでくつをそろえるのか?
それは、くつをそろえると良い事いーーっぱいだからです(*^-^*)
それでは、見ていきましょう!
え?この人、何言ってるんだろ(´・ω・`)?
って思ったでしょ!
いや、大真面目です( ̄(工) ̄)!!
この前、体育館のトイレに急いで行った時の話なのですが、そこのトイレはスリッパに履きかえるんですよ。
ところがスリッパが あっちゃ向き こっちゃ向き で、めちゃくちゃ(=_=)。モ―――――ツ!ってなりました(怒)
では、どうしたらよかったのか。 わかりますね?
一人ひとりが出る時にそろえればいいのです。そろえる事は、ほんの数秒あったらできることです。
簡単なことですが、やるとやらないとでは大違い。それだけの事でトイレに間に合わない人を一人でも救えます(笑)
トイレから出る時は、ちゃんとはきものはそろえましょう!
もう、そろえているよ!っていう素晴らしい人は、他のはきものを見てあげてください。そろってなかったら、そろえてあげてくださいね。
次は!!
え?この人、何言ってるんだろ(´・ω・`)?
ってまた!思ったでしょ(笑)
今度も大真面目です( ̄(工) ̄)!!!
例をあげると、
大阪市立松虫中学校の原田隆史先生です。
先生は陸上競技部指導において、公立中学でありながら7年間で13回の日本一を生み出しました。
先生はくつならべをきちんとならべていったから,全国制覇ができたと言われています。
この他の学校などでもくつをそろえさせる事から始まり、成果を出しています。
もちろん、靴だけをそろえていたら良いのでは無いです。
「くつをそろえる」という簡単なことを毎日続ける。それを評価してあげることによって自信に変わっていきます。
その積み重ねが、日本一への土台になっていくのです。
他にも素晴らしい言葉を残しておられるので、気になる方は調べてみてくださいね。
これを一番はじめにお話しするべきだったのかもしれませんが、少林寺拳法でも、入門した際、最初に「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」と言う言葉を使い、くつをそろえる事を拳士に教えます。
しかし、この言葉はくつをそろえる事だけを言っているのではありません。
脚下照顧とは、自分自身をかえりみるという事です。
少林寺拳法の修行の第一歩は自分を見つめる事から始めます。
例えば、道場に来てくつをぬぐことも修行のひとつです。ぬいだくつをそろえる。自分だけでなく、他人のくつにも気を配る。
これは修行に対する心構えのひとつです。脚下照顧、すなわち自己を見つめかえりみ、真理を求めるという意味があります。
真理を求めるなどちょっと難しいですが、まずはどんなに忙しくてもくつをそろえる余裕(心)をもちましょう。
そして自分だけでなく、他人のくつもそろえてあげる思いやり、やさしさを持ちましょうってことですね。
これは、次のお話につながります。
みなさん、旅館や寺院のお手洗いに行った時に下のような内容の張り紙を見た事はありませんか?
はきものをそろえると
こころもそろう
こころがそろうと
はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心もそろうでしょう
この言葉は、長野市にある円福寺の藤本住職のお言葉だそうです。
私が、この言葉で注目したのは、
「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」
という言葉の中の「だまって」の部分。
他の人のくつをそろえてあげた時、「そろえておいたよ」って言いたくなりますよね。
でも、言わない。何か見返りを求めないで そろえてあげる事が大事なのです。
言わなくてもちゃんと見てくれていますから(#^^#)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
改めて、「くつをそろえる」ってすごいですね(^^♪
今日からできる簡単なことで、あなたは日本一になるかもしれないし、世界をかえるかもしれない。
でも、自分だけやっても・・・て思う人もいるでしょう。でもね、自分がやらないと何も変わりません。
これを読んで、ひとりでも多くの人が「とりあえず、自分のくつからそろえよう」ってもらえると嬉しいです。
最後にそろえ方について!
漢字では「揃える」と書きます!これは(揃)=(手)+(前)手を前に出して揃えなさいという意味です。
足で揃えちゃだめだぞ!
以上!ありがとうございました。
ではまた。
(樋口)
こんにちは 東大阪孔舎衙道院 道院長の樋口です( ̄(工) ̄)
平成26年6月30日に東大阪孔舎衙道院 初めてとなる入門式を行いました。
最近ホームページが出来ましたので、ここで報告させて頂きます(^^♪
上の写真を見て頂ければわかると思いますが、すごーーーく緊張しております(笑)
この記事に掲載していない他の写真は、フォトアルバムにありますので見てくださいね。
↓クリック↓
入門式は基本は新しく拳士が入門した時に行うものなのですが、今年に入ってから道院長の交代や大東道院から東大阪孔舎衙道院への名称変更があり、入門式が出来ておりませんでした。申し訳ありませんm(__)m
そこで、私も含め東大阪孔舎衙道院の1期生としての再出発の意味も含めまして全員が入門者として入門式を行いました。
拳士のみんなには入門者紹介の際に、入門の動機・これからの目標を話してもらいました。
みんなとっても恥ずかしそうでしたが、自分の想いを自分の口から伝えるという事は本当に大切なことです。
言葉には、夢を叶えるための不思議な力があります。
その言葉を胸に、夢が叶えられる様に行動あるのみです!私も精一杯サポートしていきますね。頑張ってこー!!
もちろん私も自己紹介と決意表明をさせて頂きました♪
(年齢を言った時に会場がどよめいたのは、どういう意味だったのでしょうか(;’∀’) 笑)
その後、法話・演武と行い、たどたどしい部分もありましたが何とか入門式を無事終えることが出来ました。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!
私は、この入門式を通じて初めて道院長になれた気がします。
今年に入り、道院名称変更手続きや修練場所の引っ越し、道院長資格認定研修会への参加など、これから道院長として やっていく為の手続きを行ってきましたが、いまいちピンと来ていませんでした。
ただただ、道院長になるのだから頑張らないと!って気持ちだけが先走っていたように感じます。
ですが、入門式で自己紹介や法話をしながら目の前にいる拳士達を見て、少林寺拳法を始めた頃の自分を思い出しました。
道院長になるとは夢にも思っていなかった少年時代。少林寺拳法に出会い、そこでの触れ合いから少しずつ変わっていった自分。いつの間にか、第2の家になっていた大東道院。いつも笑顔で迎えてくれた磨家先生や仲間たち。
今まで道院長を見上げて座っていた自分が前に立ち、語りかけている。
心に熱くこみ上げるものがありました。子供たちの目を見て「これが道院長になるって事か」と。
まだ東大阪孔舎衙道院は始まったばかり。これからは自分が先頭に立ってみんなと一緒に頑張っていきます。
保護者はじめ関係者の皆様、これからも暖かい目で見守っていって頂けると嬉しいです。
そして!はじめましての方!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
東大阪孔舎衙道院は、只今絶賛拳士募集中です( ̄(工) ̄)!
何度でも見学・体験に来て頂けますので、少しでも良いな♪って思った方はご一報ください(^^♪
よろしくお願いします!
(樋口)
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